比留川さんが育てる「房総もち豚」
目配り、気配り、一環した養豚。
「元来、豚はデリケートで仲間との協調性も強く、少しでもストレスがあると美味しい豚肉は出来ない。だから豚との接し方にも人と同じように優しさが必要なんだよ」と比留川さんは言います。飼育している豚へ優しい心を持ち、常に表情を読み取り、コミュニケーションを大事にしています。豚舎を訪問すると、その比留川さんの人柄を、豚もよく理解しているようです。生まれて親元を離れる時から豚が感じるストレスを第一に考え、エサや水だけでなく、たとえば照明の明るさなど豚舎の環境も、豚の心に沿うように配慮した、比留川さんならではの愛情深い飼育で「房総もち豚」は育てられています。比留川さんの房総もち豚は、餌には独自のこだわりをもち、必要最低限の抗生物質以外は未使用など、安全性の取組みもされております。ただ一番伝えたいのは「生き物としての豚への接し方」を何よりも大切にされているということです。豚を日々注意深く観察し、子供を育てるように思いやりをもって手間ひまかけているからこそ美味しい豚肉をお届けできています。
規模が大きくなれば生産の効率化や作業の合理化を優先し、安く提供することも出来るかもしれませんが、それはきちんと生き物として豚に向い合うのが難しくなる事を意味しています。
思いのある作り手が目の行き届く規模で生産し、同じく真っ当な理念をもって加工する人、そして食べる人の関係が、持続可能な健全な営みには欠かせません。当社、千葉産直は、責任もって一頭買いし、最終精肉加工・惣菜製造をしております。
房総もち豚(味)の特徴
一般的にも豚肉は疲労回復などにもよいビタミンB1を豊富に含んでいますので、美容と健康にもおすすめの食材ですが、何よりも「房総もち豚」は、豚肉全体の味が、くせのない奥深い旨味を持っていて、きれいな乳白色の脂身は甘く、くさみのない美味しさが特徴です。
良質な豚肉で、部位ごとに美味しさやうまみがありますので、さまざまなお料理にお使いいただけます。
飼育の特徴 | ・出来る限り無理をかけない、ゆとりのある豚舎で約190日飼育 |
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飼料の特徴 | 母乳からの切替時の離乳食として人間用の粉ミルクを併用。 |